便利屋に依頼したいが業者選びに迷う場合の便利屋からの助言
便利屋に依頼したいが業者選びに迷う場合のコスト逆算方法を便利屋目線でお話いたします。
京都市内やその近郊地域を営業範囲としている便利屋はかなりの数が存在しております。
そして提示するお見積金額は同じ京都の便利屋だといっても各業者によって様々だと思います。
それは私たち便利屋の請け負う業務のほとんどの原価は材料費など現場で明確に使用する原価の決まったコストが少ないことが多いからです。
便利屋の原価で一般的に主だったもの
- 人件費(労力費)
- 燃料費(車のガソリン代や工具などの燃料費)
- 消耗費(車や工具類の消耗費)
- 事業固定費(通信費、事業所の賃料や倉庫、駐車場などの経費)
- 広告費(ホームページ管理維持費、web広告費、チラシ印刷・配布費、その他営業活動費)
- 保険料(業務に伴う物損保険や車両に掛ける保険料)
作業内容により原価は大きく異なります。例えば不用品回収であれば運搬費や処分費そして人件費、加えて搬出の際の養生費や車両代など。修繕やリフォームであれば当然のこと材料費が大きく原価の割合を占めてきます。
あなたは便利屋に依頼しようと思ったときにこう思いますか?
やっぱり便利屋に頼むなら全国区の大手じゃなきゃね!
フリーダイアルを持っている便利屋は信用できるね!
と思われていますか?
どんな事業にも言えることですが、便利屋の仕事も当然のことお客さまからのご依頼に携わる者が多いほどコスト(原価)はかかってきます。
では我々、便利屋が全国展開24時間対応を行った場合いったいどうなるでしょう?
便利屋が24時間対応を行うには
一般的に業務というものは1日8時間労働が通常と考えられておりますので24時間対応を行う場合には従事者が体に鞭を打って依頼を請けるか従業員を酷使するかですが当然のこと労働基準法に違反しますので3交代での勤務を行うことになります。全ての時間帯が1人作業でこなせるとは限りませんので365日24時間対応するには必要人員は3名以上となります。
オペレーターにも人件費がかかります
皆さまからのご相談をお聞きする際にオペレーターをご用意したとします。当然彼らには人件費がかかります。皆さんは8時間勤務で便利屋の電話番をされるとしたら月給おいくら欲しいですか?24時間対応する場合はオペレーターに掛かる費用は最低でもその3倍です。お待たせしないように人数を増やすと当然人数分の人件費が経費として加算されます。
フリーダイヤルは無料ではありません
フリーダイヤルを受ける費用はとても高額であるということです。ちなみにNTTコミュニケーションズで契約されている場合ですとお客さんが携帯電話からお問い合わせされる場合、3分間で税込143円の電話料金が事業者側に請求されます。当然、月額の固定費も別途請求されます。事業者はボランティアではありませんので当然そのコストはご依頼された便利屋に代金として支払いされるお客さまにご負担していただく原価です。
Web広告が常に1ページ目の1番上
GoogleやYahoo!などの検索サイトで上位に検索されるものの上には常に広告が表示されます。検索サイトは私たちが無料でいろんなことを検索できる代わりにこの広告収入で運営をしているからです。では『便利屋』を探すとき、どのキーワードでも常に1ページ目の1番上に広告表示させようと思ったら1ヶ月にいくらくらい掛かると思われますか?昨今のインターネットでものを調べる時代では十数万の広告費では1ヶ月も上位表示はされません。業種やキーワードにもよりますが数十万から100万単位の広告費が必要となるでしょう。当然、その広告費もお客さまにご請求する金額の原価として含まれます。また芸能人や著名人を広告塔に採用されている業者さんもたまにみかけますがそのモデル代もご利用になられる皆さまがご負担されています。
参考までに全国展開24時間対応されている検索上位の実在業者様からの強引な加盟店勧誘のメールも一部ご紹介します。
京都便利屋YJBでは彼らと関わることを一切拒絶しておりますが彼らは特定商取引法を無視して幾度と断っても電話勧誘、メール勧誘、SMS勧誘、FAX勧誘と加盟店への勧誘を止めません。それは何故か?私ども便利屋がお客さまにご請求するお代金を何らかの形で中抜きするためであります。
「京都便利屋YJBに依頼してください!」とは言いません
【お困り事を解決するため依頼するのに余計な費用をかけないでください】
技術を要するご依頼や万が一の事態を想定する必要のあるご依頼も多数ございますので決して安ければ良いということはありません。そして当社も決して格安を売りにする業者ではありません。ただお客さまにご負担いただく費用は必要最低限でとどめること、暴利を貪らないこと、ご依頼主様に後悔をさせない仕事をこなせることができる便利屋をお選びいただけますよう、便利屋業界の14年目を迎える一人として皆さまにお伝えさせていただきます。